WASEDA-SAT-ZERO

早稲田大学創造理工学研究科総合機械工学専攻宮下研究室が開発。

超小型人工衛星「WASEDA-SAT-ZERO」の打上について

超小型人工衛星「WASEDA-SAT-ZERO」は、2022年10月12日9時50分に、イプシロンロケット6号機により打ち上げられましたが、目標姿勢からずれ、周回軌道に投入できないと判断され、9時57分に指令破壊信号を送出し、打上げに失敗との報告を受けました。
コロナウイルス感染症への対応が始まり、オンラインにて授業が進められる状況にて、開始したプロジェクトで、当時の学部3、4年生が中心となり1Uという小さい衛星ですが、開発して参りました。衛星が予定通り軌道投入されなかったのは、残念ですが、協力企業様からの支援を受け、学生が設計・開発・試験などの一連の作業を経験でき、大きく成長する姿を力強く感じています。今後も、再生プラスチックの宇宙活用など宇宙において活用が見込める技術の考案や検証を進めていき、今後の打上機会を検討して参ります。

概要

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宇宙空間における大型膜面展開や3Dプリンターによる
一体成形技術の実証を主目的としています。

ミッション

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WASEDA-SAT-ZEROでは以下のミッションを主目的と
しています。
 ・形状記憶合金による膜面およびマストの展開
 ・展開膜面のドラッグシュート
 ・可視光による膜面展開の確認
 ・ひずみ計測による熱応力解析

受信方法

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WASEDA-SAT-ZEROを運用する際の通信に関して。

メンバー

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宮下朋之教授の指導の下、宮下研究室の生徒が主体と
なって衛星の開発・運営を行っています。