衛星と地上の通信

「ダウンリンク」について
表1 衛星の送信波電力特性

ビーコン音声サンプル WMA形式

衛星→地上 のCWのテレメトリデータの読み方

テレメトリの内容は,

“WSS0000C0000B0000X0000Y0000Z0000”

となっています.

内容の内訳は,
①WS
 衛星名
 本衛星の名前である(W)ASEDA-(S)AT3が由来です

②S0000
 リセット後経過時間[秒]
 衛星内部の時計を示します

③C0000
 電池電圧
 充電中C/充電なしD + 0.000[V]

④B0000
 LCD状態+サーミスタ電圧
 (黒B/白W + 温度制御用LCDに貼付したサーミスタ電圧0.000[V])

⑤X0000Y0000Z0000
 コンパス値(X,Y,Z軸(各4桁 絶対値 0.000[Gauss]))

となっています。例として、

WSS1028D4004W3800X1000Y0100Z0010

のように表示される場合、分割すると

WS/S1028/D4004/W3800/X1000/Y0100/Z0010

ということになり、内訳は

WS:WASEDA-SAT3
S1028:リセットから1028秒後
D4004:現在充電いなくでバッテリ電圧が4.004[V]
W3800:LCDが現在白色でサーミスタ電圧が3.800[V]
X1000/Y0100/Z0010:コンパス値が(X,Y,Z)=(1.000,0.100,0.010)[gauss]となります

使用ソフトについて

 AGW Term, AGW PE

使用ソフトの設定

 ・AGW Term
ターミナルソフト

・AGW PE
パケットエンジン



Tnc setup
portを選択します。
TncTypeでsound cardの選択します。



Tnc commands
Let me control Parametersの選択します。
Default1200をクリックすると写真の設定になります。

画像のデコードについて

デコードのマニュアルはこちら
デコードソフトのダウンロードはこちら